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人生リセット!業種や職種をキャリアチェンジしても成功するポイント

人生リセット!業種や職種をキャリアチェンジしても成功するポイント

今の会社を辞めて転職を考えるとき、あなたは何を基準に次の志望先を選ぶでしょうか。同じ業界の同じ職種を募集している会社ということで探すでしょうか。それとも、同じ職種であれば、業界は問わず広く探すでしょうか。あるいは、別な業界で今の仕事をできる会社を探すでしょうか。はたまた、心機一転、今までの業界・業種、これまでの職種にこだわらずに、自分のしたいことを探そうとするでしょうか。
今回は、人生を再設計するキャリアチェンジという大きな岐路で、失敗しないためのポイントについて考えてみましょう。

後半生を再設計するキャリアチェンジを成功させるには

キャリアチェンジとは?

これまで働いてきたあなたの職務経歴は、ひとつのキャリアです。キャリアとは、ビジネスマンの職務上の経験値を表す言葉として使われています。よく「あの人はキャリアが違う」なんて言いますよね。
近年、「キャリアチェンジ」という言葉を聞く機会が増えました。
これは、それまで培ってきたキャリアをチェンジすることですが、キャリアチェンジには、業種と職種という2つの軸があります。片方を変えるのか、両方を同時に変えるのかということになります。
キャリアチェンジとは、これまで経験・習得してきた職務内容から、まったく別の経験のない職務内容へと変わることです。職務内容か業種・業界、あるいはその両方が異なることになりますので、それまで経験・習得してきた技術が次に活かされない可能性があります。
キャリアチェンジは、転職による昇給や年収アップが難しいというデメリットがありますが、一方では、キャリアチェンジによって、仕事に対するモチベーションが大きく改善する場合もあります。
キャリアチェンジする人の割合は、24歳以下の年代がほとんどを占め、年齢が上がるにつれて割合が低くなり、35~39歳では半分以下になります。転職希望者の社会人経験が浅いほど、業種や職種に関する知識・経験が足りなくても、そのポテンシャルに期待して採用する企業側の姿勢があります。また、転職する側にとっても、特定の業種や職種で長く経験を積めば積むほど、それを活かせる仕事をしたいという傾向になっていると思われます。

業種・業界をチェンジする転職

業種と職種という2つの軸のうち、業種・業界をチェンジすることは、そんなに難しいことではありません。
業種・業界が変われば、自分が戦う市場は変わることかもしれませんが、グローバル化にさらされて変化の激しい社会においては、買い手が売り手になったり、隣の戦場だと思ったら主戦場になったりといった変化が5~10年ほどのスパンで珍しくないからです。
例えばハウスメーカーの営業職から、生命保険会社の営業職に転職したり、機械専門商社の経理から医薬品メーカーの経理に転職する場合、前者は、取り扱うモノ・サービスが変わるので、商品知識は一から覚えなければなりませんが、経験によって培った営業手腕を活かすことができます。後者においても、経理という仕事はこれまでの経験を活かしやすい職種です。
企業側でも、過去の経験を活かして入社後に活躍する姿をイメージしやすいため、別業界・業種の人材を積極的に受け入れているようなところがたくさんあります。
経理・人事・法務・広報/IR・経営企画といった管理部門のスペシャリストたちは、これまでと異なる業種・業界の会社に転職することが珍しくありません。IT業界でキャリアを積んだ人が、事業会社のシステム部門に転職するようなケースもあります。
特に、営業であれば、異業種出身がデメリットどころかメリットになるケースが多くあります。得意先として幅広い業界を相手にする会社では、商材、ターゲット、販売チャネルなどが似た業界の出身で営業スキルもある人材のニーズが非常に高いのです。
業種をチェンジする転職は、これまでより上のランクや、責任範囲が広いポジションに就く可能性も高いですが、給与水準にも差があるため、仕事内容は変わらなくても、収入は大幅アップすることもあれば、大幅ダウンになることもあります。前職より規模が小さい会社を選んだほうが、より多くのチャンスがあります。

職種をチェンジする転職

次に、今までと同じ業種・業界のままで、異なる職種にキャリアチェンジする転職についてです。
転職にあたっては、その業種に特化した専門知識や人脈を活かすことになります。たとえば、医療機器メーカーの開発職が、別な医療機器メーカーの営業職に転職するような場合です。この場合、医療機器の開発経験で得た専門知識を、顧客への商品説明に活かせるという強みにして、営業職への転職を果たすことになります。
仕事のやり方を一から覚えるのは大変ですし、職種を変えると、キャリアは一度リセットされてしまうケースが多いため、年収や役職は一時的に下がってしまうというリスクもあります。しかし、その業種についての豊富な知識、元の職種での経験が付加価値となって強みにできるというメリットもあります。
リスクを考えると、転職を本気で考える前に、まずは社内異動で、希望する職種に近い職種を経験してみてはいかがでしょうか。会社自体に不満をもっていなければ、その価値は十分にあると思います。信頼できる上司などに相談してみるのもいいでしょう。

職種を変えるということは一から覚える仕事が多いですが、会社の仕組みや人間関係などはこれまで築いてきたものを利用できるという利点がありますし、その職種のモデルケースを目にしているという強みがあります。

業種・業界と職種の両方をチェンジする転職

一般事務職からネイリストに転職したり、営業職からSEなどに転職したり、といったように実務経験ゼロからのスタートになるので、相当な覚悟が必要です。
人生の後半をゼロから始めて再設計するという面で考えれば、何歳になってもキャリアチェンジはあり得ます。農業や社会貢献、ベンチャー企業など、新しい挑戦のチャンスは数多くあります。
社会人としての基本的な経験を活かすことはできますが、業務を遂行する上での実践経験はほぼない状態ですから、ポテンシャル採用が通用する20代のうちに行いたいところです。一般論でいえば、28歳までは、業種・職種の両方をチェンジしても、年収への影響は大きくありませんが、35歳以降の転職ではキャリアチェンジそのものの年収低下率は高いといえます。
事務系の職種で未経験から挑戦してみたい人は、人材派遣会社に人材登録して、紹介予定派遣の仕事をするのもオススメです。これは研修を受けながら実際に職場で6カ月派遣社員として働いた後、労使ともに同意の上で、派遣先企業で正社員として働き続けるというシステムです。
また、職種には反映されていなくても、前職で培った課題分析力や企画力、マネジメント力といったスキルを活かして転職した方の例も数多くあります。異なる業界であっても、マネジメントのスタイルが共通していれば、歓迎されることがあります。「女性のマネジメント」「若手中心の組織のマネジメント」「多様な雇用形態が混在する組織のマネジメント」などを経験していれば、思いがけない業界にフィットするかもしれません。
たとえばシステム開発に関するスキルや知識、得意先や協力会社との折衝経験などといった経験を活かして、IT業界の転職支援やキャリアカウンセリングを行う会社に転職するといった例などもあります。
採用業務を担当していた人事系の職種から、求人広告営業職に転職するといった例もあります。一見畑違いに見えるようで、実は前職のキャリアが活かされているわけです。
自分のスキルの中で、希望する企業に対して役に立つのは何かということをよく考えてみましょう。

人生リセット!業種や職種をキャリアチェンジしても成功するポイントまとめ

キャリアチェンジも通常の転職も、報酬・やりがい・人間関係・会社の安定性といった要素で考えなければならないのは同じです。
あなたの転職が成功だったか、失敗だったか、あなたがたどり着いたのが「天職」だったかどうかは、あなたにしか判断できないものです。
自分の気持ちにあくまでも正直であることを貫き、自分自身の将来を考えたうえで、自ら決心したのであれば、後悔はしないことと思います。そうした気持ちがあれば、多少の困難があっても、結果的にそれを克服することもできるのです。
キャリアチェンジは、業界が違うから、職種違うからという目で見られることもありますが、自分の能力を信じて判断してもいいと思います。
自分の後半生の人生をどのように再設計するかというプランをしっかり立てて臨みましょう。